週刊少年ジャンプ感想「リボーン批評感想」
リボーンに関する批評
どうも、この方向性が一部女性ファン層の要望からなるようになっているのではと感じる。
 これからも長編ばかり組まれると正直、堅苦しくなるのは確か。。。。
長編が駄目というわけではないが、短編の合間にたまに入れる程度で良い気がする。
初期のリボーンはまじかるタルるーとのような気軽なノリで読めたので楽しかったのだが。。

   これって時代なんですかねぇ。主人公はあるていど美男子じゃないと受けないし
スタイルも良いキャラが増えてきたなあという印象がある。
私って1980年代のジャンプ層なんですけども、
明らかに子供むけで一癖もふた癖もあるような独創的な作品はないような気がする。
この頃の作者は大概、他紙へ行ってしまった。
 ジョジョの荒木氏やろくでなしの森田氏も時代のニーズに合わなく他紙へ移ったのであろう。
これが今の少年層が求めるニーズなら良いのだが。。。
 無難な作品ばかりが残ってしまい、どうも読後のインパクトに欠ける。
つまり粒は揃っているが、ずば抜けた作品がないのはそういうところからきているのかもしれない。
 もう一つ危惧しているのは同人系女子ファン層の代等で彼女らの求める展開になってしまうことかな。
テニスの王子様などは、もうその典型のようなもんでミュージカル(汗)なんてものも出てきている様子。
 女性だろうと読者は読者なんで悪いとは言わないんですが、
どうも最近のジャンプの方向性に疑問というか少年誌という枠組みで考えた場合懸命とは思えない。

 さて本題のリボーンに戻るがランキング風太に関する魅力がまるっきりなくなってしまった。
出た当初は神秘的で奥が深い何かを感じられるキャラだったのであるが、
骸編以降はまったく活躍の場がない、、というかただの子供キャラに成り下がってしまった。
 というよりこんなキャラだったかなぁと感じる。
マフィアに襲われてもそのランキング能力で
何らかの反撃をするようなキャラクターだった気がするのだが。。
これっていわゆるショタコンキャラの失敗ってことかもしれない。
これでファン層を固めるつもりだったが予想どおりの反響がなかったので、
チョイ役に格下げになったのであろうか。
 ただ、今後またランキング能力が見れるかもしれないので期待はしておく。
 あと、不細工女選のちゃらんぽらんなキャラがいたような気がするが、
あれって完全に却下になったんでしょうね。
たしかロンシャンでしたっけ。。
一時期、大量に新キャラが出てきてて慌しくなっていた頃に出てたキャラ なんですけど、
明らかに最近出てませんし(というか再登場はあるのだろうか)
 ランボは同じく子供キャラであるものの10年後のランボ
(これもまた美男子)がある為生き残ったのか(苦笑)

 話の内容や雰囲気などはグレードアップして見ごたえがある一方で
ギャグ漫画のような気軽さが どんどんとなくなってゆくという危機感はある。
いわば少年向けではなく少女受けというイメージで。。
グレイマンとかテニスの王子様などは完全に擬似少女漫画化した例と言えよう。。
 リボーンもこの方向性を辿って行くような気がしてならない。
また一週短編モノのリボーンが読みたい。。。

:漫画コミック批評(最新06:10/29)
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