すらいぬ氏からスケットダンスのイラストを頂きました。
よく原作の雰囲気を醸し出していると思います。
この漫画、時代的には古いイメージがあるものの
正統派で親しみやすい点があります。 最近のジャンプはボーイズラブ要素とか
萌え要素など話主体のものよりも
あえて補足要素にで 構成しているような気がしてなりません。
まあ性的要素が嫌いなわけじゃありませんけど
あまりにもそれが前面に出すぎて違和感を感じるんです。。。
そんな中こういったキャラクターやストーリーだけで勝負するというのは
今の時代には 新鮮でかつ精力的な印象を受けます。
ボッスンは確かに色が薄い主人公ではありますが、
隠れた魅力というかいぶし銀的要素がありますね。
影が薄いながら繊細など意外性で攻めている節があり
これが逆にキャラの魅力につながってゆけば
良いのではないかなと思いました。
ヒメコさんについては大阪弁のキャラ設定で
なおかつペロキャンが 好きというオチャメな一面も。。
この辺がボッスンと同じく対比性が出ているのではないでしょうか。
面白かったのはボッスンが若返ったときの
あのハイテンションなヒメコっぷりには笑いました。
子供好きって点も伺えますねぇ。。
ただこのネタ、なかなか味があったんで
これからたまに小出しに してくれても良いんですけどねぇ。
ボッスンの体質とかいった設定にして。。
２キャラはあえて意外性で攻めている反面、
スイッチに関しては意外性がなくパソコンを介して
話すという会話形態を取っています。
この不可解な点についてですが、意外と私にはわかる気はしますね。
言葉で話すよりもこうして文字で話す方が話しやすい場合ってあるんですわ。
一度話した言葉の前後関係との関連性が見えてくるんですわ。
黙ってもくもくとボケるこの感覚は女性層を増やせるのかもしれません。
ただ今のジャンプは非常にシビアなんで数字を出さないと生き残れません。
何とか支持を得て連載を続けていって欲しいものです。
この作品の支持層はどちらかというと
８０年代のジャンプを親しんだ
２０〜３０代の人間かなあ といった印象。
今の子供にはやっぱり地味な印象は否めないでしょう。
版権投稿イラストHP『アヤシイテンジシツ』